夫に「お前は育児ができない」「それで一生懸命なのか」と言われました。イヤイヤ期の娘が寝ずに泣きわめいていたとき、私が何をしても泣きやまず、隣で寝ていた夫が脅すように叱って黙らせました。
翌朝「しつけができない、甘やかしすぎ」と責められ、「私も一生懸命やってる」と返すと「それで一生懸命か」と。夫は育児にほぼ参加せず、遊んだり時々お風呂に入れるだけです。
その日から夫と目を合わせるのが怖く、帰宅すると動悸がします。夫は娘には笑顔なのに、私を見ると真顔になります。
「頑張りは結果が出なきゃ意味がない、過程を見てもらえるのは学生だけ」とも言われました。育児の結果はすぐ出るものではないし、なぜ私だけで結果を出さなきゃいけないのか。ただ一生懸命やっていることを分かってほしかっただけなのに…これは私の勝手な考えでしょうか。
勝手な考えではありません。あなたの感覚は、どこも間違っていません。育児は本来ふたりでするもので、その過程を認めてほしいと願うのは、甘えではなく当然の願いです。
そのうえで、いま少し心配なこともあるので整理します。
あなたの考えは、なぜ正しいのか
育児に「すぐ出る結果」は存在しない
「結果が出なきゃ意味がない」仕事ならそうかもしれません。でも育児は、10年20年かけて子どもが育っていく営みで、今日の関わりの答えは何年も先にしか出ません。
イヤイヤ期に泣きやませられないのは、あなたの能力不足ではなく、そういう発達段階だからです。この時期の子は、私たち保育士が正しく関わっても泣きわめきます。それが普通です。
そして根本的なこと。「なぜ私だけが結果を出さなきゃいけないのか」という問いは、完全に正当です。育児は夫婦の共同作業。参加していない側が、参加している側に「結果」を要求するのは、筋が通りません。
あなたが甘えているのではなく、順序が逆なのです。
一番心配なこと
正しさの話とは別に、見過ごせないことがあります。あなたが夫の帰宅で動悸がし、目を合わせるのが怖い。これは、すでに心が限界に近づいているサインです。
ここは「どちらが正しいか」より優先して、あなた自身を守ってほしい部分です。
① 「怖い」という感覚を軽く見ない
特定の相手に動悸や恐怖が続くのは、心と体が発している警告です。我慢して慣れるものではありません。
まずは「自分は今かなり消耗している」と認めてあげてください。あなたが弱いからではなく、否定され続ければ誰でもこうなります。
② 家の外に、話せる相手を持つ
この状況を一人で抱えると「私が悪いのかも」と思考が内向きになっていきます。実家、友人、地域の保健師さん、子育て支援センター。
あなたの育児を否定しない人に、今の状況を話してください。第三者に「それはあなたのせいじゃない」と直接言ってもらうだけで視界が変わり、心が軽くなります。
③ 夫に伝えるなら「事実」と「してほしいこと」を短く
感情でぶつかっても今の夫には届きにくいかもしれません。伝えるなら「私は育児を一緒にやりたい。お風呂だけでなく、寝かしつけも週に何回か代わってほしい」と、責める言葉ではなく具体的な依頼で伝えましょう。
それでも聞く耳を持たないなら、二人だけでの解決には限界があります。
④ 必要なら専門の窓口を使う
言葉で追い詰められ、恐怖を感じる関係が続くなら、自治体の女性相談窓口や、夫婦問題のカウンセリングを利用する選択肢があります。大げさなことではありません。「こんなことで」と思わず、心が削られる前に頼っていい場所です。
「自分が至らないせいだ」と、これ以上抱え込まないでください。できていない自分が悪い。あなたは仕事や家事ではそう受け入れられると書いていましたが、その考え方を育児と自分の心にまで広げなくて大丈夫です。否定の言葉を浴び続けて動悸がする状態は、あなたの努力不足ではなく環境の問題です。一人で背負う必要はありません。
- あなたの考えは勝手でも甘えでもない。育児は夫婦でするもの
- イヤイヤ期に泣きやませられないのは能力不足ではなく、発達段階として当たり前
- 参加していない側が「結果」を要求するのは、順序が逆
- 夫の帰宅で動悸がするのは心の限界サイン。正しさより自分を守ることを優先
- 家の外に否定しない相手を持ち、必要なら専門の窓口を頼っていい
※本記事は一般的な子育て情報であり、専門的な相談に代わるものではありません。おつらい状態が続く場合は、お一人で抱えず、自治体の子育て相談窓口や女性相談窓口にご相談ください。

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