【生後6ヶ月】赤ちゃんとのふれあい方9選|発達を促す関わり

ふれあいのページ:生後6ヶ月

生後6ヶ月。支えながらのおすわりで視界が広がったり、少しずつ両手が自由に使えるようになったりして、遊びの世界が、ぐんと広がる時期です。いないいないばあが大好きになり、人見知りも始まる頃。このページでは、生後6ヶ月の赤ちゃんとの、やさしいふれあい方を9つ、それぞれ「なぜいいのか」も添えてご紹介します。お母さんの体調を大切にしながら、赤ちゃんとの遊びを楽しんでくださいね。発達や生活リズム全般は、【生後6ヶ月】発達・睡眠・生活リズムまとめもどうぞ。

保育士で三児の母が選びました

6ヶ月のふれあいは、両手を使った遊びや、おすわりでの遊びが、楽しくなります。いないいないばあや、まねっこに、はっきり反応するように。「つかむ」「まねる」「やり取りする」を、遊びに取り入れるのがおすすめです。ただ、赤ちゃんはまだすぐ疲れるので、様子を見ながら、無理なく楽しみましょう。

笑顔と声で触れ合う

1. いないいないばあ

手や布で隠して、「いないいない…ばあ!」。6ヶ月ごろは、この遊びが大好き。声を出して笑い、次を期待して待つように。布に興味を示し、自分で触ろうとする子もいます。
💛 なぜいいの? 「隠れる・現れる」の繰り返しは、記憶力や、次を期待する心を育てます。

2. まねっこ遊び・声のかけ合い

赤ちゃんが「あーあー」「うーうー」「ばぶばぶ」と声を出したら、同じようにまねして返してみて。手をパチパチしたら、まねする。まねっこのやり取りを、楽しみましょう。
💛 なぜいいの? まねっこは、コミュニケーションと、言葉の土台を育てる、大切な遊びです。

両手と体で触れ合う

3. 両手で打ち合わせる遊び

両手におもちゃを持たせて、打ち合わせて音を出したり、お母さんが「トントン」して見せたり。手を打ち合わせる動きは、この時期ならではの、楽しい遊びです。
💛 なぜいいの? 両手を協力させて使う動きが、手先の器用さと、脳の発達を促します。

4. 支えながらの、おすわり遊び

支えて座らせたり、安定して座れる子は、目の前におもちゃを置いて。座った姿勢だと、両手が自由に使え、遊びが広がります。まだ不安定な時期なので、必ず近くで見守り、倒れてもぶつからない場所で遊びましょう。
💛 なぜいいの? 座って遊ぶことで、両手を使った、いろいろな遊びを楽しめます。倒れても大丈夫な準備を。

5. 音の出るおもちゃ・楽器あそび

押すと音が出るおもちゃ、やさしい音の楽器を。振ったり、たたいたりすると音が鳴る面白さに、夢中になります。いろいろな音を、聞かせてあげましょう。
💛 なぜいいの? 自分の動きで音が鳴る経験は、意欲と、因果関係の理解を育てます。

6. ずりばい・はいはいをうながす遊び

うつ伏せの赤ちゃんの、少し先に、おもちゃを置いて。取ろうとして、手足を動かし、ずりばいのきっかけになることも。無理に手伝わず、赤ちゃんの動きを、見守ってあげてください。
💛 なぜいいの? 自分から進もうとする動きが、ずりばい・はいはいの発達を促します。

言葉と音で触れ合う

7. 絵本を見せる・読む

はっきりした絵や、仕掛けのある絵本を、いっしょに。指さして「わんわんだね」と声をかけたり、赤ちゃんが、絵に手を伸ばしたり。同じ絵本を、繰り返し楽しむのも良いです。
💛 なぜいいの? 絵本の時間は、言葉と、親子の触れ合いを育てる、豊かな時間です。

8. 歌・手あそび歌

手あそび歌(「げんこつやまのたぬきさん」「いとまきのうた」など)を、赤ちゃんの手を持って、いっしょに。繰り返すと、歌に合わせて、体を動かそうとする子も。
💛 なぜいいの? 歌とリズム、手の動きを合わせる遊びは、感性とリズム感を育てます。

ふれあいで触れ合う

9. たっぷり抱っこ・スキンシップ

人見知りや、後追いが始まる時期。不安なとき、たっぷり抱っこしてあげると、安心します。こちょこちょや、ふれあい体操も、笑い合える、楽しいスキンシップです。
💛 なぜいいの? 安心できる触れ合いが、赤ちゃんの心の土台(愛着)を、しっかり育てます。

保育士おすすめ「まずはこれから」
迷ったら、この順番で試してみてください。優劣ではなく、この時期に取り入れやすいものです。
★★★★★ ① いないいないばあ
★★★★★ ② まねっこ遊び・声のかけ合い
★★★★★ ③ 両手で打ち合わせる遊び
★★★★★ ④ 絵本を見せる
★★★★☆ ⑤ おすわりで遊ぶ ⑥ 音の出るおもちゃ ⑦ ずりばいをうながす ⑧ 歌 ⑨ たっぷり抱っこ

この時期の人見知りは、赤ちゃんが「いつもの人」を、特別に感じられるようになった、愛着の育ちのサインです。だから、ふれあいで、いちばん大切なのは、赤ちゃんが「この人がいれば安心」と感じられること。たっぷり抱っこして、笑い合って、安心を届けてあげてください。その安心が土台になって、赤ちゃんは、少しずつ、外の世界へ、興味を広げていきます。見守る安心感が、探索する勇気を育てるのですよ。

パパにもおすすめ

人見知りが始まると、パパが抱っこすると泣く、ということも。でも、あきらめないで。いないいないばあ、両手の遊び、絵本、おすわりの見守り。毎日、笑いかけ、遊ぶうちに、赤ちゃんは、パパも「安心できる人」だと分かっていきます。パパの少しダイナミックな(でも、やさしい)関わりを、赤ちゃんは喜びます。ただし、「高い高い」や、激しく揺らす遊びは、まだ危険なのでNG。あせらず、関わり続けることが、大切です。

赤ちゃんの「もう疲れたよ」のサイン

楽しくても、赤ちゃんは、大人よりずっと早く疲れます。次のサインが見られたら、そっと休ませてあげてください。

  • 目をそらす、視線を合わせなくなる
  • あくびをする
  • ぐずりはじめる
  • 体をそらす、のけぞる

ふれあう時間は、どれくらい?

「何分くらい?」と気になる方もいますが、時間の決まりはありません。5〜10分でも、十分です。赤ちゃんの機嫌や体調を見ながら、無理のない範囲で。長い時間より、赤ちゃんが心地よいと感じる、短くて楽しい時間のほうが、ずっと大切です。

今日、1つだけやるなら

もし今日、1つしかできないとしたら。「いないいない…ばあ!」で、笑わせてあげてください。声を出して笑い、次を期待して待つ姿は、たまらなく可愛いもの。何度でも、繰り返してあげてください。その笑顔の、キャッチボール。それだけで、今日のふれあいは、花丸です。

気をつけたいこと(やりすぎ注意)

楽しいふれあいでも、赤ちゃんの負担にならないよう気をつけてください。長時間、刺激を続けること(赤ちゃんは疲れます)。大きすぎる音。そして、絶対にやってはいけないのが、体を激しく揺さぶることです。「高い高い」のような、高く持ち上げたり激しく揺らしたりする遊びは、まだ避けましょう。おもちゃは、何でも口に入れる時期なので、誤飲を防ぐため、口に入らない大きさ・こわれない丈夫なものを。おすわりや、うつ伏せ遊びのときは、目を離さず、周りに、かたいものや危険なものを置かないこと。寝かせるときは、平らな寝床にあお向けにしましょう。

よくある質問

Q. 人見知りで、他の人と遊べません。無理に慣れさせるべき?
無理に慣れさせる必要はありません。人見知りは、成長の証。赤ちゃんが安心できるよう、お母さんがそばにいて、少しずつ、他の人にも慣れていければ大丈夫です。あせらず、赤ちゃんのペースで。時間が経てば、少しずつ和らいでいきます。

Q. 知育おもちゃは、必要ですか。
特別な知育おもちゃは、なくても大丈夫です。にぎる、打ち合わせる、音が鳴る、といった、シンプルなおもちゃで十分。赤ちゃんにとって、一番の刺激は、お母さんやお父さんとのやり取りです。いないいないばあや、まねっこ、絵本の時間を、たっぷり楽しんでください。

生後6ヶ月の遊びで育つ力

この時期の遊びでは、多くの力が、少しずつ育っていきます。両手を協力して使う力。いないいないばあやまねっこを通した、人とのやり取りの力。支えながら座って遊ぶ、体幹の力。そして、うつ伏せで手足を動かす、ずりばいへの準備。どれも、特別なことをしなくても、日々のふれあいの中で、自然と育っていくものです。焦らず、赤ちゃんのペースで、楽しんでくださいね。

次に読む

📖 こんな悩みも読まれています
【生後6ヶ月】発達・睡眠・生活リズムまとめ
生後6ヶ月・夏の過ごし方冬の過ごし方
【生後7ヶ月】発達・睡眠・生活リズムまとめ(次の月齢へ)

※このほか「人見知り」「おすわり」「絵本の選び方」などのお悩み・情報記事も、順次お届けしていきます。

👩‍🏫
このブログを書いている人
保育士・幼稚園教諭の資格保有|保育・幼稚園歴10年以上|3児の母

大学で心理学を履修後、教育学部を経て保育士・幼稚園教諭になりました。心理学×教育の考えを元に育児の悩みに向き合っています。保育園と幼稚園の両方で出会ったたくさんの親子と、我が家の毎日から学んだ「今日から試せること」をお届けします。

※本記事は一般的な子育て情報です。ふれあいは、赤ちゃんの体調やお母さんの体調に合わせて、無理のない範囲で楽しんでください。ご心配なことがある場合は、かかりつけの小児科、自治体の子育て相談窓口にご相談ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました