生後3ヶ月は、あやすと笑い、声を出し、目でものを追いかけるようになる時期。特別なおもちゃがなくても、大人とのふれあいそのものが、赤ちゃんにとって最高の遊びになります。このページでは、生後3ヶ月の赤ちゃんと楽しめる遊びを11個、ふれあい遊び・体を使う遊び・感覚を育てる遊びに分けてご紹介します。どれも、うまくいかない日があって当たり前。赤ちゃんの機嫌のいいときに、短い時間から気軽に試してみてください。発達や生活リズム全般は、【生後3ヶ月】発達・睡眠・遊び方まとめのページもどうぞ。
この時期の遊びで大切なのは、上手にやることではなく、赤ちゃんと目を合わせて、笑い合うことです。遊びを通して「あなたを見ているよ」「楽しいね」が伝わることが、何よりの栄養になります。無理に長くやろうとせず、赤ちゃんが飽きたり疲れたりしたら、そこでおしまいにして大丈夫です。
ふれあって楽しむ遊び
1. いないいないばあ
定番ですが、この時期からしっかり楽しめる遊びです。顔を手で隠して「いないいない、ばあ」と現れると、赤ちゃんはびっくりして、そのうち声を立てて笑うようになります。まだ反応が薄くても大丈夫。繰り返すうちに、次に何か起こるという期待感が育ち、笑顔につながります。声の高さや間の取り方を変えると、反応も変わって面白いです。
2. こちょこちょ遊び
「こちょこちょ」と言いながら、お腹や足の裏、脇などをやさしく触れてあげる遊びです。肌の触れ合いは、赤ちゃんに安心感を与え、親子の絆を育てます。声かけと動きをセットにすると、そのうち「こちょこちょ」の声だけで、来るぞと期待してニコニコするようになります。
3. ふれあいマッサージ
お風呂上がりに、ベビーオイルやローションを塗りながら、手足をやさしくさすってあげましょう。「気持ちいいね」と声をかけながら触れると、リラックスした時間になります。血行を促し、肌のケアにもなって一石二鳥です。
4. ほっぺすりすり・抱っこでゆらゆら
頬を寄せてすりすりしたり、抱っこでゆっくり揺れたりする、シンプルなふれあいも立派な遊びです。大人の心音やぬくもりが伝わって、赤ちゃんは安心します。歌を口ずさみながら揺れると、さらに心地よい時間になります。
体を使う遊び
5. うつ伏せ遊び(タミータイム)
赤ちゃんを短時間うつ伏せにして、頭を持ち上げる練習をする遊びです。首すわりや、この先の寝返りに必要な筋肉を育てます。最初は数十秒からで十分。目線の先に、おもちゃやあなたの顔を持ってきて「こっちだよ」と声をかけると、頑張って頭を持ち上げます。嫌がったらすぐやめて、必ずそばで見守ってください。
6. あんよの体操・自転車こぎ
おむつ替えのついでにできる遊びです。両足をやさしく持って、自転車をこぐようにゆっくり動かしたり、「いち、に」と言いながら曲げ伸ばししたり。歌に合わせてリズミカルにやると、楽しそうにしてくれます。無理に動かさず、嫌がらない範囲で。
7. 引き起こし遊び(ゆっくり)
あお向けの赤ちゃんの両手をやさしく持って、ほんの少しだけ体を引き起こしてあげる遊びです。首すわりが進んでくると、頭が体についてくるようになります。ぐらぐらするうちは無理にやらず、首の様子を見ながら、ごくやさしく。頭がついてくる感覚を楽しむ程度で十分です。
感覚を育てる遊び
8. 追視遊び(目でおいかけっこ)
この時期、動くものを目で追いかける追視が上手になります。カラフルなおもちゃやラトルを、赤ちゃんの顔の上でゆっくり左右に動かして「見て見て」と声をかけると、目で追います。ゆっくり大きく動かすのがコツ。慣れたら上下や、ゆっくり円を描く動きも試してみてください。
9. にぎにぎ・音の出るおもちゃ
握ると音が鳴るやわらかいおもちゃを、赤ちゃんの手にそっと握らせてみましょう。自分の動きで音が鳴ることに、少しずつ気づいていきます。まだ自分で握れなくても、手に触れさせて音を聞かせるだけで、聴覚と触覚の良い刺激になります。
10. 鏡遊び
赤ちゃんを抱っこして、鏡に映る自分を見せてあげましょう。まだ「自分」とは分かりませんが、鏡の中で動くもの(自分や大人の顔)に興味を示します。「これは誰かな」と話しかけたり、鏡越しに笑いかけたりすると、赤ちゃんもじっと見つめて楽しみます。割れない赤ちゃん用の鏡が安心です。
11. スカーフ・布遊び
やわらかい薄手の布やガーゼを、赤ちゃんの顔の上でふわりと揺らしたり、そっと肌に触れさせたりする遊びです。ひらひら動く布を目で追い、やわらかい感触を肌で感じます。「ふわふわ」と声をかけながら。顔にかぶせたままにしないよう、必ずそばで見守ってください。
遊びのいちばんのコツは、赤ちゃんの機嫌に合わせることです。眠い、お腹が空いている、疲れている、というときは、どんな遊びもうまくいきません。ご機嫌で目がぱっちりしているタイミングを選んで、短く楽しむ。うまく笑ってくれない日があっても、あなたのせいではありません。回数を重ねるうちに、少しずつ反応が返ってくるようになります。
楽しい遊びでも、激しく揺さぶることだけは絶対に避けてください。揺らす遊びは、あくまでやさしく、ゆっくりと。赤ちゃんの脳はまだとても繊細で、強い揺れは深刻なダメージにつながる危険があります。また、誤飲を防ぐため、赤ちゃんが口に入れて飲み込める小さなおもちゃは使わないこと。布やスカーフを顔にかぶせたままにしないこと。おもちゃは赤ちゃん用の安全なものを選び、遊んだあとは清潔に保ってください。うつ伏せ遊びのあとにそのまま寝かせず、寝るときは必ずあお向けにしましょう。
- この時期は、大人とのふれあいそのものが最高の遊び。上手さより笑い合うことが大切
- ふれあい遊び(いないいないばあ、こちょこちょ)で安心感と笑顔を育てる
- うつ伏せ遊びや足の体操で、体を動かす心地よさと首すわりを後押し
- 追視遊び・鏡遊び・布遊びで、見る力と感覚の土台を育てる
- 激しく揺さぶらない、誤飲に注意、機嫌のいいときに短くが基本
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※本記事は一般的な子育て情報です。遊びは赤ちゃんの発達やその日の体調に合わせて、無理のない範囲で楽しんでください。ご心配なことがある場合は、かかりつけの小児科や自治体の子育て相談窓口にご相談ください。

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