【生後3ヶ月】夏の過ごし方|服装・室温・熱中症対策

生後3ヶ月・夏の過ごし方(3〜5月生まれ)

夏に生後3ヶ月頃を迎えるのは、おおよそ3〜5月生まれの赤ちゃんです。この時期の赤ちゃんは、自分で暑さから逃げることも、汗をかいて上手に体温を下げることもまだ苦手です。だからこそ、まわりの大人が環境を整えてあげることが大切になります。このページでは、生後3ヶ月の赤ちゃんと夏を過ごすときの、熱中症・脱水対策、室温や服装の目安、あせも対策、お出かけの注意点を、保育士で三児の母の視点からまとめました。発達や生活リズム全般については、【生後3ヶ月】発達・睡眠・遊び方まとめのページもあわせてご覧ください。

保育士で三児の母がまとめました

生後3ヶ月の赤ちゃんは、まだ寝返りもできず、自分で涼しい場所に移動することができません。暑くても、それを言葉で訴えることもできません。つまり、暑さ対策はすべて大人の役目です。難しく考えなくて大丈夫。ポイントを押さえて、赤ちゃんが快適に夏を過ごせるようにしていきましょう。

熱中症・脱水に気をつける

生後3ヶ月の赤ちゃんは、体の中の水分の割合が大人より高く、汗をかく機能も未熟なので、暑い環境では大人よりずっと早く体温が上がり、脱水になりやすいです。しかも、自分で「暑い」「のどが渇いた」と伝えられません。だから、大人が先回りして守ってあげる必要があります。

この時期の水分補給は、基本的に母乳やミルクです。まだ離乳食も始まっていないので、麦茶や水を無理に飲ませる必要はありません。暑い日は、いつもより少しこまめに授乳するくらいの気持ちでいてください。汗をたくさんかいた後などは、赤ちゃんが欲しがれば、回数が増えても大丈夫です。うんちがゆるくなりすぎない範囲で、こまめに、を意識してください。

ぐったりして反応が鈍い、おしっこの回数が極端に少ない、唇や口の中が乾いている、機嫌が悪く元気がない。こうしたサインが見られたら、脱水や熱中症の可能性があります。すずしい場所に移し、水分(授乳)をとらせて、それでも改善しない、あるいはぐったりが強いときは、ためらわず小児科や救急に相談してください。特に真夏の車内は、短時間でも危険な暑さになります。少しの時間でも、赤ちゃんを一人で車に残すことは絶対に避けてください。

室温・エアコンの使い方

夏の室温は、26〜28度くらいを目安にしてください。「赤ちゃんにエアコンは良くない」というのは昔のイメージで、今の暑さでは、エアコンで涼しくするほうがずっと安全です。我慢させるほうが危険だと考えてください。

コツは、冷たい風を赤ちゃんに直接当てないことです。風向きを上に向けたり、赤ちゃんの居場所を風の通り道から少しずらしたりして、部屋全体をやわらかく涼しくするイメージです。扇風機やサーキュレーターを併用して、空気を循環させるのも効果的です。赤ちゃんの背中に手を入れてみて、汗ばんでいたら暑い、冷たくなっていたら冷えすぎのサインです。この「背中チェック」で、こまめに調整してあげてください。

服装・肌着の目安

夏の赤ちゃんは、大人が思うより薄着で大丈夫です。基本は、汗を吸う肌着1枚か、肌着+薄手のウェア程度で十分です。赤ちゃんは代謝が高く、大人より1枚少なめが目安、と覚えておくといいです。

大切なのは、汗をかいたらこまめに着替えさせることです。汗をそのままにすると、あせもや汗による冷えの原因になります。背中や首まわりが湿っていたら、さっと着替え。1日に何度着替えても構いません。素材は、汗をよく吸う綿など、通気性の良いものを選んでください。エアコンの効いた室内と、暑い外を行き来するときは、羽織りものを1枚持っておくと、温度差に対応できます。

あせも・肌トラブル対策

汗っかきの赤ちゃんは、首、脇、おむつまわり、ひざの裏など、汗のたまりやすい場所にあせもができやすいです。予防の基本は、汗をこまめに拭く・着替える・清潔を保つことです。汗をかいたら、濡らしたガーゼでやさしく拭いたり、シャワーでさっと流したりしてあげましょう。夏は、1日に2回沐浴やシャワーをしても構いません。

お風呂上がりは、赤ちゃん用の保湿剤で肌を整えてあげると、肌トラブルの予防になります。あせもがひどくなったり、赤みやただれが続いたりする場合は、早めに小児科や皮膚科で相談してください。

お出かけ・お散歩の注意点

夏のお出かけは、涼しい時間帯を選びましょう。日差しの強い日中(10時〜15時頃)は避けて、朝の早い時間や夕方がおすすめです。生後3ヶ月なら、まだ長時間の外出は必要ないので、短いお散歩程度で十分です。

ベビーカーは、地面に近く照り返しの影響を受けやすいので、注意が必要です。アスファルトの照り返しで、大人が感じるより高温になります。日よけカバーや保冷シートを活用し、赤ちゃんの様子をこまめに確認してください。抱っこひもでの外出は、赤ちゃんと密着して熱がこもりやすいので、保冷剤を挟むなどの工夫を。外出時も、日陰を選んで、こまめに休憩と水分(授乳)を心がけてください。

  • 生後3ヶ月は自分で暑さから逃げられない。暑さ対策はすべて大人の役目
  • 水分補給は母乳・ミルクで。暑い日はいつもより少しこまめに
  • 室温は26〜28度目安。エアコンは我慢せず使い、冷風は直接当てない
  • 大人より1枚少なめの薄着で、汗をかいたらこまめに着替える
  • お出かけは涼しい時間帯に。ベビーカーの照り返し、車内の置き去りに注意
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このブログを書いている人
保育士資格保有|保育士歴10年以上|3児の母

大学で心理学を履修後、教育学部を経て保育士として働いています。心理学×教育の考えを元に育児の悩みに向き合っています。園で出会ったたくさんの親子と、我が家の毎日から学んだ「今日から試せること」をお届けします。

※本記事は一般的な子育て情報であり、専門的な相談に代わるものではありません。暑さによる体調不良が疑われるときや、ご心配が続く場合は、かかりつけの小児科や自治体の子育て相談窓口にご相談ください。

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