【生後3ヶ月】冬の過ごし方|服装・室温・乾燥と防寒

生後3ヶ月・冬の過ごし方(9〜11月生まれ)

冬に生後3ヶ月頃を迎えるのは、おおよそ9〜11月生まれの赤ちゃんです。この時期の赤ちゃんは、自分で体を動かして温まることができず、体温の調節もまだ未熟です。寒さで冷えすぎるのも心配ですが、実は着せすぎによる体温のこもりすぎ(うつ熱)も同じくらい注意が必要です。このページでは、生後3ヶ月の赤ちゃんと冬を過ごすときの、防寒と着せすぎのバランス、室温と加湿の目安、乾燥・肌ケア、感染症予防、お出かけの注意点を、保育士で三児の母の視点からまとめました。発達や生活リズム全般については、【生後3ヶ月】発達・睡眠・遊び方まとめのページもあわせてご覧ください。

保育士で三児の母がまとめました

冬の赤ちゃんのお世話でいちばん大切なのは、「寒さ対策」と「あたためすぎない」のバランスです。寒いと風邪をひかせてしまうのではと、つい厚着させたくなりますが、赤ちゃんは代謝が高く、実は大人より暑がりです。冷やしすぎず、あたためすぎず。その加減のコツを、順番にお伝えします。

冷えと「着せすぎ」の両方に注意

まず、赤ちゃんは体が小さく、体温をつくり出す力も、逃がさないように保つ力もまだ未熟なので、寒い環境では大人より早く体が冷えます。手足が冷たくなりやすいですが、手足の冷たさだけで判断しないでください。赤ちゃんは手足で熱を逃がして体温を調節しているので、手足がひんやりしていても、体の中心があたたかければ大丈夫なことが多いです。

逆に、寒いだろうと厚着させすぎると、今度は熱がこもって体温が上がりすぎる「うつ熱」の状態になることがあります。汗をかいて、その汗で冷えたり、あせもができたりすることも。冬でも、着せすぎには注意が必要なんです。あたたかさの確認は、背中やお腹に手を入れてみること。あたたかく、汗ばんでいなければちょうどいい、汗ばんでいたら着せすぎ、ひんやりしていたら1枚足す。この「背中チェック」でこまめに調整してください。

赤ちゃんの服の枚数は、大人と同じか、大人より1枚少なめが目安です。「寒そうだから」と何枚も重ねるより、様子を見ながら調整するほうが安全です。特に、寝るときの着せすぎ・かけすぎは、汗冷えやうつ熱の原因になるので気をつけてください。

室温・湿度の目安

冬の室温は、20〜23度くらいを目安にしてください。暖房で部屋をあたためるのは良いことですが、あたためすぎると乾燥が進み、赤ちゃんが汗をかくこともあるので、あたためすぎないことも大切です。部屋ごとの温度差が大きいと、赤ちゃんの体に負担がかかるので、リビングと寝室、脱衣所などの温度差も、できるだけ小さくしておくと安心です。

そして冬に特に大切なのが、湿度です。空気が乾燥すると、赤ちゃんの肌やのどに負担がかかり、風邪などの感染症にもかかりやすくなります。湿度は50〜60%くらいを目安に、加湿器を使ったり、濡れたタオルを干したりして、乾燥を防いでください。暖房と加湿は、冬はセットで考えると良いです。

乾燥・肌ケア

冬は空気が乾燥して、赤ちゃんの肌も乾燥しやすくなります。赤ちゃんの肌はとても薄くてデリケートなので、乾燥するとカサカサになったり、かゆがったりします。お風呂上がりや着替えのときに、赤ちゃん用の保湿剤を全身にたっぷり塗って、肌のうるおいを保ってあげてください。1日1回だけでなく、乾燥が気になるときは朝晩など、こまめに塗ってあげると良いです。

ほおや口まわりは、よだれやミルクで荒れやすい場所なので、特に丁寧にケアを。乾燥がひどい、赤みやかゆみが続くといった場合は、早めに小児科や皮膚科に相談してください。

感染症の予防

冬は、RSウイルスやインフルエンザ、胃腸炎など、さまざまな感染症が流行する季節です。生後3ヶ月の赤ちゃんは、まだ免疫が十分ではなく、重症化しやすいので、予防が大切です。基本は、家族の手洗い・うがいの徹底、そして人混みを避けることです。特に、上のきょうだいがいる場合は、外から病気をもらってくることも多いので、帰宅後の手洗いを習慣にしてください。

この時期の赤ちゃんの発熱は、注意が必要なサインです。生後3ヶ月頃で38度以上の熱が出た場合は、早めに小児科を受診してください。特に、機嫌が悪い、母乳やミルクの飲みが悪い、呼吸が苦しそう、といった様子があるときは、ためらわず受診しましょう。

お出かけ・お散歩の注意点

冬のお出かけは、あたたかい時間帯(日中)を選びましょう。生後3ヶ月なら長時間の外出は必要ないので、短いお散歩程度で十分です。外出時は、抱っこひもの上からケープやブランケットをかけると、あたたかく、風も防げます。ただし、屋内やあたたかい場所に入ったら、すぐに1枚脱がせて、あたためすぎを防いでください。着せたり脱がせたりで、温度差に対応するのがコツです。

また、冬は感染症が流行しているので、人混みや、体調の悪い人がいる場所は避けたほうが安心です。ベビーカーや抱っこひもで顔が隠れるようにするなど、できる範囲で対策をしてください。

  • 冷えすぎも着せすぎ(うつ熱)もNG。背中チェックでこまめに調整
  • 服は大人と同じか1枚少なめが目安。寝るときの着せすぎ・かけすぎに注意
  • 室温は20〜23度、湿度は50〜60%目安。暖房と加湿はセットで
  • 肌が乾燥しやすいので、保湿剤をこまめにたっぷりと
  • 感染症予防に家族の手洗いを。3ヶ月で38度以上の発熱は早めに受診
👩‍🏫
このブログを書いている人
保育士資格保有|保育士歴10年以上|3児の母

大学で心理学を履修後、教育学部を経て保育士として働いています。心理学×教育の考えを元に育児の悩みに向き合っています。園で出会ったたくさんの親子と、我が家の毎日から学んだ「今日から試せること」をお届けします。

※本記事は一般的な子育て情報であり、専門的な相談に代わるものではありません。発熱や体調不良のとき、ご心配が続く場合は、かかりつけの小児科や自治体の子育て相談窓口にご相談ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました