【生後5ヶ月・夏】暑さ対策・服装・お散歩のポイント

生後5ヶ月・夏の過ごし方

生後5ヶ月ごろに夏を迎える赤ちゃん。寝返りや、離乳食のスタートが重なる、にぎやかな時期です。夏の暑さや熱中症には、しっかり気をつけたいですね。このページでは、生後5ヶ月の赤ちゃんの、夏の服装や室温の目安、エアコンの使い方、暑さ対策、お散歩のポイント、夏に始める離乳食の衛生を、保育士・幼稚園教諭で三児の母の視点からまとめました。発達や生活リズム全般は、【生後5ヶ月】発達・睡眠・生活リズムまとめもあわせてご覧ください。

保育士で三児の母がまとめました

生後5ヶ月は、動きが活発になり、お出かけも楽しくなる時期。でも夏は、暑さの負担が大きいので、時間帯や暑さ対策に気をつけたいですね。赤ちゃんは、体温調節機能が未熟なため、大人より暑さの影響を受けやすいとされています。室内の環境づくりと、外に出るときの対策、両方を意識していきましょう。

室温・湿度の目安(一覧)

項目夏の目安
室温26〜28℃
湿度50〜60%
服装大人と同じくらいを目安に、背中を触って調整
水分補給母乳・ミルクで十分(離乳食後も授乳を)
お散歩朝夕の涼しい時間に、短時間から

室温・エアコンの使い方

夏の室温は、26〜28度を目安に。「赤ちゃんにエアコンは良くないのでは」と心配する方もいますが、そんなことはありません。暑い部屋で汗をかき続けるほうが、赤ちゃんには負担です。エアコンは、我慢せず使いましょう。冷たい風を、赤ちゃんに直接当てないようにして、部屋全体をやわらかく涼しく保ちます。湿度も大切で、50〜60パーセントを目安に。湿度が高いと、汗が蒸発せず、熱がこもりやすくなります。

👩‍🏫 保育士メモ
夏は、園でも「赤ちゃんにエアコンは良くないのでは」というご相談を、よく受けます。でも、暑さを我慢するほうが、ずっと危険です。私は、赤ちゃんの体感を心配しすぎるより、室温計・湿度計の数字を見て調整しましょう、とお伝えしています。数字を目安にすると、迷わなくなりますよ。

夏の服装の目安

赤ちゃんは大人より暑がりなので、基本は、大人と同じくらいを目安にしながら、赤ちゃんの背中や胸を触って、暑さ・寒さを確認して調整しましょう。枚数の決まりにとらわれず、この「背中チェック」を、いちばんの目安にするのが安心です。室温が適切なら、半袖のロンパース1枚で過ごせることもあります。よく動く時期なので、動きやすい服がおすすめです。

迷ったら、背中チェック
赤ちゃんの背中や胸に、手を当ててみる → 
・汗ばんでいたら「暑い」サイン → 1枚脱がせる/室温を下げる
・背中や胸が冷たく感じる場合は、冷えすぎていないか確認 → 1枚足す
手足は熱を逃がす場所なので、冷たくても大丈夫。判断は、背中や胸で。

生後5ヶ月の赤ちゃんの熱中症対策

赤ちゃんは、汗をかくと脱水になりやすく、自分で暑さを訴えられません。まわりの大人が気をつけてあげましょう。熱中症を防ぐには、室温と湿度を保つこと、汗をかいたら着替えること、水分(授乳)をこまめにとること。この3つが基本です。水分補給は、母乳やミルクで足ります。離乳食を始めていても、水分は、母乳やミルクでしっかり補ってください。暑い日で、欲しがるときは、授乳回数を増やしても大丈夫です。

🚫 絶対NG:車内の置き去り
真夏の車内は、エンジンを切ると、数分でも温度が急激に上昇し、命に関わる高温になります。「少しの間だから」「寝ているから」と、赤ちゃんを一人で車に残すことは、どんな理由があっても、絶対にしないでください。毎年、痛ましい事故が起きています。用事のときは、必ず赤ちゃんを連れて、一緒に車を降りてください。エアコンをつけているつもりでも、エンジンの停止や、機械の不具合など、思わぬ事態も起こりえます。どんなときも、一人にしないことが大切です。

次のような様子は、脱水や体調不良のサインかもしれません。ぐったりして反応が弱い、おしっこが極端に少ない、唇や口の中が乾いている、飲みが悪い。すずしい場所で授乳し、改善しない、ぐったりが強いときは、小児科に相談してください。

夏に始める離乳食の、衛生の注意

夏は、食べ物が傷みやすい季節です。離乳食を始める場合は、衛生に、いつも以上に気をつけてください。作った離乳食は、常温で長く置かず、すぐに食べさせる。作り置きや、冷凍したものは、しっかり加熱してから。使う食器やスプーンは、清潔に。赤ちゃんは、抵抗力が弱いので、食中毒予防が大切です。暑さで食欲が落ちる子もいますが、離乳食は、あくまで練習の時期。無理せず、その子のペースで進めてください。

夏のお散歩のポイント

お出かけしやすい時期ですが、夏は、暑さが大敵。時間帯が、とても大切です。気温が高い時間帯(10〜16時ごろ)は避けて、朝の比較的涼しい時間帯や、夕方以降の、暑さが落ち着いてからがおすすめです。おでかけの前に、地域の暑さ指数(WBGT)や、天気予報の熱中症情報も、参考にしてください。ベビーカーは、地面に近く、照り返しで大人より暑くなります。日よけや保冷シートを活用し、こまめに赤ちゃんの様子を見てあげてください。保冷シートや保冷剤は、冷えすぎる場合もあるため、赤ちゃん専用の商品を選び、肌に直接当てないよう注意しましょう。だっこひもは、赤ちゃんと密着して暑くなりやすいので、間に汗取りガーゼを入れるなどの工夫を。

先輩ママ(我が家)はどうだった?

我が家の子育てで、夏に実感したのは、思い込みで薄着にしすぎない、ということです。一人目のとき、「暑いから」と肌着1枚にしていたら、エアコンの効いた部屋で、背中を触ると少しひんやりしていて、あわてて1枚足したことがありました。薄ければいい、というものでもないんですね。それ以来、見た目や思い込みではなく、背中を触って、汗ばんでいないか、冷えていないかを確かめるようになりました。数字と、背中チェック。これが、夏を乗り切るコツだと思っています。

夏によくある質問

Q. エアコンは、一晩中つけっぱなしでもいいですか。
はい、夏の夜は、つけっぱなしで構いません。夜中に暑くなって、汗をかいたり脱水になったりするほうが心配です。26〜28度にして、冷風が直接当たらないようにして、朝までつけて大丈夫です。

Q. 離乳食が始まったら、麦茶や湯冷ましは必要ですか。
水分は、基本的に母乳やミルクで足ります。離乳食が進み、必要に応じて、湯冷ましや麦茶を、少量、スプーンやコップで試すのは構いません。ただ、水分補給の中心は、母乳やミルクです。無理に飲ませる必要はありません。

Q. 暑くて、離乳食を食べてくれません。
暑さで食欲が落ちるのは、大人も同じ。この時期の離乳食は、練習が目的で、栄養は母乳やミルクが中心なので、食べなくても心配いりません。涼しい環境で、機嫌のよいときに、無理なく進めてください。

Q. ベビーカーでのお散歩、夏は暑くないですか。
ベビーカーは、地面に近いぶん、照り返しで大人より暑くなります。朝夕の涼しい時間を選び、日よけを使い、こまめに赤ちゃんの様子を確認してください。保冷シートを使うときは、赤ちゃん専用の商品を選び、肌に直接当てないように。

今日できること(夏のチェック)

  • エアコンで、室温を26〜28度にした
  • 湿度計を見て、50〜60%くらいか確認した
  • 冷風が、赤ちゃんに直接当たっていないか確かめた
  • 赤ちゃんの背中を触って、汗ばんでいないか見た
  • 離乳食の食器・スプーンを清潔にした
  • 車の中に、赤ちゃんを一人で残さなかった

暑い日は、赤ちゃんも、いつもより機嫌が悪くなったり、寝つきが悪くなったりします。「どうしてぐずるんだろう」と悩みがちですが、「今日は暑いからかな」くらいに、軽く考えて大丈夫です。大人だって、暑い日は不快ですよね。赤ちゃんも同じ。そして、暑さで疲れるのは、お母さんも同じです。無理をせず、涼しい部屋で、一緒にゆっくり過ごしてくださいね。

夏に、あってよかったもの

夏の赤ちゃんとの生活で、我が家で役立ったものです。

  • 温湿度計(室温と湿度をひと目で確認)
  • ガーゼ(汗を拭く・何枚あっても困らない)
  • サーキュレーター(エアコンの空気を部屋全体に循環)
  • ベビーカーの日よけ・保冷シート(お散歩に/肌に直接当てない)
  • お食事用スタイ・小さめの保冷バッグ(離乳食の持ち運びに)

※具体的な商品は、お使いの環境やお好みに合わせて選んでください。

まとめ

  • 室温26〜28度、湿度50〜60%目安。エアコンは我慢せず、冷風は直接当てない
  • 服装は、背中を触って調整するのが基本。大人と同じくらいを目安に
  • 夏の離乳食は、衛生に注意。食器は清潔に、作ったらすぐ食べる
  • お散歩は、朝夕の涼しい時間に短時間から
  • 車内の置き去りは絶対NG。暑さを我慢させないことが、夏を安全に過ごす一番のポイントです

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このブログを書いている人
保育士・幼稚園教諭の資格保有|保育・幼稚園歴10年以上|3児の母

大学で心理学を履修後、教育学部を経て保育士・幼稚園教諭になりました。心理学×教育の考えを元に育児の悩みに向き合っています。保育園と幼稚園の両方で出会ったたくさんの親子と、我が家の毎日から学んだ「今日から試せること」をお届けします。

※本記事は一般的な子育て情報であり、専門的な相談に代わるものではありません。暑さによる体調不良や、離乳食・食物アレルギーのご心配があるときは、かかりつけの小児科、自治体の子育て相談窓口にご相談ください。

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