【生後3ヶ月】赤ちゃんとのふれあい方9選|発達を促す関わり

ふれあいのページ:生後3ヶ月

生後3ヶ月。声を出して笑い、手を伸ばしてものをつかもうとし、赤ちゃんとの遊びが、いっそう楽しくなる時期です。首がすわりはじめる子も増え、遊びの幅が、少しずつ広がります。このページでは、生後3ヶ月の赤ちゃんとの、やさしいふれあい方を9つ、それぞれ「なぜいいのか」も添えてご紹介します。お母さんの体調を最優先に、赤ちゃんの笑顔を楽しんでくださいね。発達や生活リズム全般は、【生後3ヶ月】発達・睡眠・生活リズムまとめもどうぞ。

保育士で三児の母が選びました

3ヶ月のふれあいは、赤ちゃんの反応が返ってくるので、いっそう楽しくなります。声を出して笑い、手を伸ばし、いろいろなものに興味を示します。この時期は、「つかむ」「見る」「聞く」を、遊びに取り入れるのがおすすめ。ただ、赤ちゃんはまだすぐ疲れるので、様子を見ながら、短い時間で楽しみましょう。

笑顔と声で触れ合う

1. たくさん笑いかける・笑い合う

赤ちゃんの目を見て、にっこり笑いかけてみてください。声を出して、キャッキャと笑い返してくれることも。笑い合う時間を、たっぷり楽しんでください。
💛 なぜいいの? 笑い合う経験は、赤ちゃんの自己肯定感と、人と関わる喜びを育てます。

2. いないいないばあ

顔を手で隠して、「いないいない…ばあ!」。3ヶ月ごろから、この遊びに、反応しはじめる子がいます。まだ、きょとんとしていても、繰り返すうちに、笑ってくれるようになります。
💛 なぜいいの? 「隠れる・現れる」の繰り返しは、赤ちゃんの記憶力や、期待する心を育てます。

3. 赤ちゃんのおしゃべりに応える

「あー」「うー」「くー」と、機嫌よくおしゃべりしたら、「そうなの」「楽しいね」と応えてあげてください。会話のキャッチボールを、たっぷり楽しみましょう。
💛 なぜいいの? 声のやり取りが、コミュニケーションと言葉の土台を、しっかり育てます。

手と目で触れ合う

4. おもちゃに手を伸ばす遊び

3ヶ月ごろから、見たものに、手を伸ばそうとします。赤ちゃんの手の届くところに、にぎりやすいおもちゃを、そっと差し出してみてください。つかめたら、いっしょに喜んで。
💛 なぜいいの? 見て、手を伸ばし、つかむ。この一連の動きが、目と手の連携(協応)を育てます。

5. にぎにぎ・ガラガラで遊ぶ

にぎりやすいガラガラや、やわらかいおもちゃを、赤ちゃんの手にそっと触れさせたり、握れそうなら持たせてみましょう。振ると音が鳴ると、赤ちゃんは、じっと見たり、また振ったり。手と音の関係に、気づきはじめます。
💛 なぜいいの? 自分の動きで音が鳴る経験は、「やってみたい」という意欲を育てます。

6. 目で追う遊び(追視をたっぷり)

おもちゃや、お母さんの顔を、ゆっくり左右・上下に動かして、目で追う遊びを。3ヶ月になると、しっかり、なめらかに追えるようになってきます。
💛 なぜいいの? 目で追う動きは、視覚と、目の動きをコントロールする力の発達を促します。

体で触れ合う

7. たっぷり抱っこ・縦抱きも

抱っこは、引き続き最高のふれあい。首がまだ不安定な子も多いので、頭をしっかり支えながら、短時間の縦抱きで、景色を見せてあげるのも喜びます。
💛 なぜいいの? 縦抱きで、いろいろな景色を見ることが、赤ちゃんの好奇心を刺激します。

8. やさしくなでる(ベビーマッサージ)

お風呂上がりや着替えのときに、手足やお腹、背中を、手のひらでやさしくなでて。「気持ちいいね」と声をかけながら。肌の触れ合いは、赤ちゃんをリラックスさせます。
💛 なぜいいの? 肌への心地よい刺激は、赤ちゃんの安心感を高め、情緒の安定につながります。

9. うつ伏せ遊び(首や体を動かす力を育てる)

赤ちゃんが起きているとき、短い時間、うつ伏せにして。目の前におもちゃを置いたり、顔を見せたりすると、頭を持ち上げようとします。首すわりの、良い練習になります。必ず、目を離さず、そばで見守ってください。
💛 なぜいいの? うつ伏せの姿勢は、首や背中の筋肉を育て、首すわりを促します。

保育士おすすめ「まずはこれから」
迷ったら、この順番で試してみてください。優劣ではなく、この時期に取り入れやすいものです。
★★★★★ ① たくさん笑いかける・笑い合う
★★★★★ ② おしゃべりに応える
★★★★★ ③ おもちゃに手を伸ばす遊び
★★★★★ ④ いないいないばあ
★★★★☆ ⑤ にぎにぎ ⑥ 追視 ⑦ 縦抱き ⑧ ベビーマッサージ ⑨ うつ伏せ遊び

赤ちゃんが、手を伸ばして、おもちゃをつかむ。その小さな成功の一つひとつが、心理学でいう「自分でできた」という達成感を、赤ちゃんの中に育てています。うまくつかめなくても、挑戦する姿を、あたたかく見守ってあげてください。「自分でできた」という小さな成功体験が、これからの意欲や、挑戦する気持ちに、つながっていきます。

パパにもおすすめ

声を出して笑うこの時期は、パパとの遊びも、ぐっと盛り上がります。いないいないばあや、縦抱きで景色を見せたり、顔を見て笑いかけたり。パパならではの、低い声での声かけや、少し大きなリアクションを、赤ちゃんは喜びます。ただし、「高い高い」など、高く持ち上げる遊びは、まだ危険なので、してはいけません。首がまだ不安定なうちは、頭を支えることを、忘れずに。休日のお風呂を、パパの担当にするのもおすすめです。

赤ちゃんの「もう疲れたよ」のサイン

楽しくても、赤ちゃんは、大人よりずっと早く疲れます。次のサインが見られたら、そっと休ませてあげてください。

  • 目をそらす、視線を合わせなくなる
  • あくびをする
  • ぐずりはじめる
  • 手をパッと広げる、体をそらす
  • 顔を、反対側へ向ける

ふれあう時間は、どれくらい?

「何分くらい?」と気になる方もいますが、時間の決まりはありません。5〜10分でも、十分です。赤ちゃんの機嫌や体調を見ながら、無理のない範囲で。長い時間より、赤ちゃんが心地よいと感じる、短くて楽しい時間のほうが、ずっと大切です。

今日、1つだけやるなら

もし今日、1つしかできないとしたら。赤ちゃんの目を見て、にっこり笑いかけて、「大好きだよ」と声をかけてみてください。声を出して、笑い返してくれたら、最高。その笑顔と、あなたの笑顔の、キャッチボール。今日のふれあいが、赤ちゃんにとって、一番うれしい遊びになります。それだけで、花丸です。

気をつけたいこと(やりすぎ注意)

楽しいふれあいでも、赤ちゃんの負担にならないよう気をつけてください。長時間、刺激を続けること(赤ちゃんは疲れます)。大きすぎる音。そして、絶対にやってはいけないのが、体を激しく揺さぶることです。「高い高い」も、この時期はまだ早いので、してはいけません。首がすわっていても、高く持ち上げる遊びは、まだ早い時期です。あやすときのゆらゆらは、あくまでやさしく、ゆっくりと。強い揺れは「乳幼児揺さぶられ症候群」という、命に関わる深刻なダメージにつながります。おもちゃは、誤飲を防ぐため、口に入らない大きさのものを。うつ伏せ遊びは、必ず起きているときに、目を離さず。寝かせるときは、必ず平らな寝床にあお向けにしましょう。

よくある質問

Q. 毎日たくさん遊ばないと、いけませんか。
いいえ。5〜10分ほどでも、十分です。赤ちゃんにとっては、日常の抱っこや、声かけも、大切なふれあいです。長い時間遊ぶことよりも、機嫌のよい時間に、楽しく関わることを、大切にしてくださいね。

Q. おもちゃに、まだ手を伸ばしません。
手を伸ばす時期には、個人差があります。まだでも、心配いりません。目の前で、おもちゃを動かして見せたり、そっと手に触れさせたりしているうちに、少しずつ、興味を持って手を伸ばすようになります。焦らず、見守ってください。

Q. 知育のおもちゃを、そろえたほうがいいですか。
特別な知育おもちゃは、まだ必要ありません。この時期は、にぎりやすいガラガラや、はっきりした色のおもちゃがあれば十分。それより、お母さんの笑顔や、声かけ、触れ合いが、いちばんの栄養です。

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このブログを書いている人
保育士・幼稚園教諭の資格保有|保育・幼稚園歴10年以上|3児の母

大学で心理学を履修後、教育学部を経て保育士・幼稚園教諭になりました。心理学×教育の考えを元に育児の悩みに向き合っています。保育園と幼稚園の両方で出会ったたくさんの親子と、我が家の毎日から学んだ「今日から試せること」をお届けします。

※本記事は一般的な子育て情報です。ふれあいは、赤ちゃんの体調やお母さんの体調に合わせて、無理のない範囲で楽しんでください。ご心配なことがある場合は、かかりつけの小児科、自治体の子育て相談窓口にご相談ください。

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