娘の顔のことです。生後2ヶ月の娘がいます。ずっと待ち望んで授かった、本当に可愛い子です。それなのに一つだけどうしても苦しいことがあります。私は生まれつき一重で、子どもの頃からそれがずっとコンプレックスでした。からかわれたり、いじめられたりしたこともあります。長い間悩み続けて、最終的に埋没の整形をしました。その後、今の夫と出会って結婚し、娘に恵まれました。ですが、その娘の目が一重なのです。自分と同じ苦しみを娘に味わわせたくないという気持ちと、整形したことを夫にも打ち明けていないので、もし気づかれたらどうしようという不安が、ぐるぐると絡み合っています。娘のことは大好きなはずなのに、目を見るたびに胸が苦しくなってしまう。何も気にせず抱きしめたいのに、どうしてもそこが気になってしまうのです。娘は寝ぼけて薄目を開けたときなどに、ほんの一瞬だけ二重の線が入ることがあり、いつか二重に変わってくれるかもしれないと期待してしまう自分がいます。どうすれば良いでしょうか。
よく話してくれました。責める言葉は一つも言いません。まず知ってほしいのは、あなたはひどい母親ではない、ということです。娘さんの目を見て苦しくなるのは、娘さんを愛していないからではなく、あなた自身が長い間ひとりで抱えてきた深い傷が、まだ癒えていないからです。これは、娘さんの目の問題ではなく、あなたの心の傷の問題です。そこを取り違えないでいてほしいのです。
あなたを苦しめているのは、娘さんではありません
あなたが娘さんの目に見ているのは、赤ちゃんの目そのものではなく、そこに重なって映る、幼い日のあなた自身の痛みです。からかわれた記憶、泣きながらアイプチをした夜、鏡の前で「どうしてこんな顔なんだろう」と思い続けた日々。それが、娘さんの顔を通してよみがえってくる。だから苦しい。これは、母性が足りないからでも、あなたが冷たいからでもありません。傷がまだそこにある、というだけのことです。傷が痛むのは、あなたのせいではないのです。
大切なことをお伝えします。「娘に同じ思いをさせたくない」という願いこそ、あなたの深い愛情の証拠です。もし娘さんを愛していなければ、こんなに苦しみません。あなたは「愛せない母」ではなく、「愛しているからこそ、自分の傷が娘に及ぶことを恐れている母」なのです。その二つは、まったく違います。
これから、どう向き合っていけばいいか
赤ちゃんの顔は、これからいくらでも変わります
生後2ヶ月の目元は、むくみや脂肪のつき方の影響で、まだまだ変化していきます。一重にも二重にも、成長の中で何度も表情を変えていくのが赤ちゃんです。ただ、ここでいちばん伝えたいのは「だから二重になるかもしれませんよ」という話ではありません。変化を待って一喜一憂する場所に、あなたの心を置いてほしくないのです。伝えたいのは、どんな顔に育っても、その子はその子として愛される存在だ、ということです。変わることに期待をかけるより、この考え方に少しずつ体重を移していけると、眠れない夜が減っていきます。
「一重だと不幸になる」という思い込みを、そっと疑ってみる
あなたが苦しんだのは事実で、それは決して軽いものではありません。でも、あなたを傷つけたのは「一重」という目の形そのものではなく、それをからかった人たちや、外見で人の価値を測ろうとする空気のほうでした。そして、娘さんがこれから育っていく環境を、あなたはこれから作っていけます。「あなたはそのままで素敵だよ」と伝えられる母親に、あなたはなれます。それは、整形をしたかどうかとは、まったく関係のないことです。むしろ、痛みを知っているあなただからこそ、娘さんの心を守る言葉を持てます。
この気持ちは、一人で抱えなくていい
毎晩検索して眠れなくなるほどの状態を、一人きりで抱え続けるのは、とても危険です。産後は、ホルモンの影響もあって、こうした思考のループに陥りやすい時期でもあります。心療内科や、自治体の産後の心の相談、助産師さんへの相談など、「赤ちゃんの顔のことでどうしても苦しい」と正直に話していい場所があります。これは甘えでも、大げさでもありません。誰かに話して、その重さを少し外に出すことが、今のあなたにいちばん必要なことだと思います。
整形のことは、話すも話さないも、あなたが決めていい
夫に隠していることへの不安も書かれていましたね。でも、それは今すぐ結論を出さなくて大丈夫です。話す義務はありませんし、いつか話したくなったら、そのときでいい。あなたが長い間悩んだ末にした選択は、あなたが幸せになるための選択でした。それ自体を、後ろめたく思う必要はどこにもありません。
「こんなことを思う自分は最低だ」と、自分を追い詰めるのだけは避けてほしいところです。湧いてくる感情そのものは、良い悪いで裁けるものではありません。裁こうとするほど、眠れない夜は増えていきます。今のあなたに必要なのは、反省でも我慢でもなく、その傷を誰かに話して、少しだけ軽くすることです。もし、気持ちの落ち込みや眠れない状態が続くようであれば、それは心が疲れているサインです。我慢せず、産婦人科や自治体の保健センターに、正直な気持ちを話してみてください。それは弱さではなく、あなたと娘さんを守る行動です。
- 娘さんの目を見て苦しいのは、愛情の欠如ではなく、あなた自身の古い傷が疼くから
- 「同じ思いをさせたくない」という願いこそ、深い愛情の証拠
- 赤ちゃんの顔は変わっていくが、大切なのは「どう変わっても愛される」という軸
- あなたを傷つけたのは一重ではなく、外見で人を測る空気。娘の環境はあなたが作れる
- 一人で抱えず、産後の心の相談窓口に正直に話していい。整形のことは今決めなくていい
※本記事は一般的な子育て情報であり、専門的な相談に代わるものではありません。気持ちの落ち込みや眠れない状態が続く場合は、お一人で抱えず、産婦人科・心療内科や自治体の保健センターにご相談ください。

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